長年の夢だったグランドピアノをついに迎える日。
ワクワクと感動に包まれながら「いよいよ搬入!」とその瞬間を待っていましたが、実際には想像以上に準備も大変で、当日も緊張の連続でした。
もう数年前の話ですが、今でもあの時のワクワクやドキドキな気持ち覚えています^^
この記事では、私自身の搬入体験をもとに、当日の流れや驚いたこと、そして「こうしておけばよかった…!」というリアルな注意点まで、グランドピアノ搬入の全貌をまとめています。
失敗しないためのチェックポイントを知りたい方や、これから搬入を予定している方のヒントになれば嬉しいです♪
この記事を書いている人

アガサ
このブログの運営者及び管理人
3歳からピアノを始め、クラシック音楽歴は30年以上。結婚・出産を経て育児の合間にピアノを再開し、念願のグランドピアノも迎えました。
現在はピアノ教室向けのグラフィックデザイナーとして、全国の先生方をサポートしています。
ピアノとクラシックをこよなく愛する主婦が、音楽やピアノにまつわる情報を気ままに発信中です♪
- 自宅にグランドピアノを搬入予定の方
- 搬入当日の流れや事前準備についてリアルな体験談を知りたい方
- グランドピアノ設置後の「あるある」や注意点が気になる方
搬入当日の流れと驚きポイント

グランドピアノの搬入当日は、予想していた以上に段取りや準備が大切だなと感じた1日でした。
当日の朝からちょっとしたドキドキと、思わず「おお〜!」となるプロの技が満載だったので、その様子をお伝えします。
搬入前の電話確認と天候チェック
搬入の朝、運送業者さんから確認の電話がありました。
ちょうどそのときは小雨が降っていたので「もしかして延期かな…?」と心配になったのですが、「小雨程度なら問題ありません」とのことで、予定どおり搬入スタート!
ちなみに、大雨や強風など悪天候のときは安全のため延期になることもあるそうです。
しっかりグランドピアノは梱包されているので、濡れてしまうことはありませんでした^^
それから、事前に「自宅の前まで3トントラックが入れるかどうか」も確認されていて、問題なかったため、当日は大きなトラックが自宅前までスムーズにやってきました。
この点も、搬入の可否に関わる大事なチェックポイントだなと実感しました。
搬入業者さんの登場と手際の良さに感動
グランドピアノを購入した楽器店の店員さんも立ち会いに来てくれて、次にやってきたのは、グランドピアノ専門の搬入業者さんたち。
男性3人がかりで、ピアノを慎重に、でも驚くほどスムーズに運んでくれました。
私の場合は、自宅の玄関からではなくリビングの大きな窓から搬入しました。

間取り的に、玄関から搬入するより窓からの方がスムーズだったからです^^
搬入経路のチェックや、養生など、すべてが流れるように進んでいって、もう「さすがプロ…!」の一言です。
床や壁への配慮もバッチリで、安心して任せられるなぁと感じました。
実際にあってよかった!搬入前の事前準備

搬入当日をスムーズに進めるために、事前にやっておいて本当によかったなと思ったことをまとめてみました!
これからグランドピアノの搬入を予定している方は、ぜひ参考にしてみてください♪
通路・設置場所の採寸は必須!
「このスペースにグランドピアノが入るはず」と思っていても、実際に入るかどうかは採寸してみないと分かりません。
設置場所はもちろん、玄関や廊下など、搬入経路となるすべての通路の幅や高さも念入りにチェックしておきましょう!
特に、ドア枠や曲がり角のサイズは要注意です。
少しの差で「入らない!」なんてこともあり得ます。
我が家はあらかじめ採寸して、楽器店に伝えて問題ないことを確認していたので当日は搬入は問題なく進んで安心しました。
実際に、当日になって搬入が難しく「急遽クレーンで吊り上げることになった」という話も聞いたことがあるので、あらかじめチェックしておくほうがいいですよ^^

こんな感じで、無事に搬入が完了しました!
業者さんが来てから、約1時間〜1時間半くらいで設置完了しました^^
搬入経路の家具などは移動しておく
ピアノ本体を運ぶ際に搬入経路に家具などがあると、邪魔になりますのであらかじめ撤去するか邪魔にならないところに移動しておくのがベストです。
我が家の場合は、リビングの大きな窓から搬入しました。
動線途中にあったソファーを邪魔にならないところまで移動させました。
さらに、ピアノを搬入した後に、脚や譜面台などの付属品を空いているスペースで組み立てるケースもあります。
そのため、周りにもあまり物を置かないようにしておいた方が安心です♪
作業中にバタバタと移動させるより、事前にスペースを空けておけば、業者さんも安心して手際よく作業してくれます。
意外と「ここにも置いてたか…」という物が出てくるので、前日までにしっかり確認しておくといいですよ^^
運送業者さんや楽器店の方たちへの差し入れ
これは必須ではないですが、ちょっとした気遣いとして喜ばれました。
私は、立ち会ってくれた楽器店の担当の方と、実際に搬入作業をしてくれた運送業者さんに、持ち帰りやすいよう500mlのペットボトルのお茶を用意しておきました。
なんせ梅雨のジメジメして蒸し暑い6月の搬入だったので、みなさん汗だくになっていて;;
そんな中、重たいピアノを丁寧に運んでくださる姿を見て、「何か少しでもお礼を…」という気持ちになります。
ちょっとした差し入れで、現場の雰囲気も和やかになりますよ。
当日に何人来られるかわからない場合は、とにかく多めに買っておくと安心です♪
コップやグラスに入れてお茶を出すよりかは、お忙しい業者の方たちも持ち帰れるようペットボトルなどの方がオススメです!
これは盲点!搬入後に気づいたこと

実際にグランドピアノを搬入してから「ここはもっとこうすればよかった!」と思った点も正直ありました・・・(涙)
これから搬入予定の方にぜひ知っておいてほしい、盲点ポイントをまとめます!
ピアノの位置、あとで微調整したくなった
搬入当初は「ここでいいかな」と思って設置したんですが、エアコンの風がピアノに直撃する位置だったため、音の狂いが心配になりました。
調律師さんにも「空調の風が当たると調律が狂いやすい」と言われ、もう少し風の当たらない場所に移動した方がよかったかなと感じています。
ここしか置くところがなかったので、仕方ないのですが・・・;;
スペースの関係でこれ以上動かすに動かせない状態だったのですが、もう少し奥にしても良かったかなというところ。
一度設置すると自力で移動するのはとても大変です。
さらに我が家は、ピアノの脚の下に防振対策でインシュレーターを使用しているので、動かせるに動かせない。
大人が3人以上いないと無理です;;
設置の際は、納得いくまで位置の微調整をお願いするのがオススメです!
ピアノ椅子をちゃんと選べば良かった!
グランドピアノ搬入の際に、一緒に購入したピアノ椅子も搬入したのですが、このピアノ椅子があまり使いやすくなくて後悔・・・。
高さ調節がしづらかったり、座り心地がイマイチだったり、座るたびにギシギシ音が鳴ったり、もう少し座り心地や機能性をよく考えて選べばよかったなと感じています。
特に実物を見ずに、カタログを見ながら「これで!」と適当に選んでしまったのです。(笑)
ピアノを弾くときの姿勢はとても大事なので、椅子選びは搬入前からじっくり検討することをおすすめします!
あとで、もちろん買い換えることもできますが、せっかくグランドピアノが搬入されたのならすぐに良い椅子で弾きたいですよね;;
ぜひ、ピアノ椅子のことも頭に入れておいていただけるといいかと思います♪
まとめ

グランドピアノの搬入は、楽しみな部分が多いですが想像以上に事前準備が重要だなと感じました。
事前の採寸や搬入経路の整理、業者さんへのちょっとした気遣いがスムーズな搬入につながります♪
また、搬入後に気づいたピアノの設置位置や椅子選びなど、小さなポイントも長く快適にピアノを楽しむためには大切です。
これからグランドピアノを迎える方は、ぜひこの記事の注意点を参考に、納得のいく搬入を目指してみてください^^
最後までご覧いただき、ありがとうございました!