モインモイン!皆さんこんにちは♪
ピアノ大好き主婦のアガサです!
今回は、大人になってピアノを始めようと思っている方やピアノを再開しようと思っている方向けに、それぞれの独学と音楽教室のメリット・デメリットと、どちらが向いているのか、紹介していきます!
私は3歳から高校2年生までピアノを習っていましたが、しばらくピアノから離れていて約10年ぶりにピアノを再開したのですが、独学で再開するか、音楽教室に通うか、とても悩みました。
色々悩んだ結果独学でスタートし、今に至るのですが今後レベルアップを目指して音楽教室に通うこともあるかもしれません。
独学でやる場合も、教室で習う場合もどちらにもそれぞれの良さがあるからです!
では実際にどんな良さがあるのか?みていきましょう。
独学のメリット
まずは独学のメリットについてです。
主なメリットとして、以下のものがあげられます。
- お金がかからない
- 自分の時間で好きな時に練習できる
- 自分の力でやり抜く力が付き強い達成感を得られる
お金がかからない
音楽教室に通うとレッスン代が必ずかかりますが、独学の場合レッスン代は不要です。
今の時代はYouTubeなどの動画サイトやSNSで、無料でノウハウを投稿してくれているものもありますよね。
初心者向けの人の本もたくさん出版されています。
こういったものを上手く活用すれば、ほとんどお金をかけずにピアノを学ぶことができますね。
自分の時間で好きな時に練習できる
大人で趣味としてピアノを再開しようor始めてみよう!と思われている方は、大半がお仕事をされている方が多いのではないでしょうか?
専業主婦(夫)の方ももちろんいらっしゃると思いますが、どちらにも共通していることは「日々忙しい!」ということです・・・。(皆さん毎日お疲れ様です!)
そんな中、レッスンとなると決まった時間・決まった曜日に毎週通わなければならないのでストレスになってしまう可能性もあります。
独学はその心配がなく、自分の好きな時間に好きなだけ練習ができるのでそこが最大の強みですね♪
自分の力でやり抜く力が付き強い達成感を得られる
教室に通うと、先生の指導を受け課題が出て家で練習、ということの繰り返しになりますが、独学の場合は自分で練習のルーティーンを作ってそれをこなしていく必要があります。
練習中に分からないことがあった場合に先生に聞く、ということをせずに自分の力で解決していくので自分でやり抜く力もどんどん身についていきます!
大変なことですがその分、自分で考え、自分で学ぶ楽しさもありますし、何より曲が弾けるようになった時の達成感は素晴らしいものです!
独学のデメリット
次に独学のデメリットを見ていきましょう!
教室に行かず独学でピアノを始めたり、再開するとどうなるでしょうか。
- 上達するのに時間がかかる
- 変な癖がついてしまう可能性あり
- メンタルケアが難しい
独学の場合、指導者がいない分自由度が高いメリットがありましたが、デメリットとしてはその逆で指導者がいないことで起こり得る事柄なのです。
上達するのに時間がかかる
これは初心者でもピアノ再開した人にも言えることですが、どちらにしても上達への時間はかかってしまいます。
教室に通っていると、自分がどこが出来ていてどこが出来ていないのかということを先生が客観的に見て指導してくれますが、独学の場合客観的に自分の演奏を見るのが難しいので上達が遅くなります。
早くピアノを弾けるようになりたい!という方の場合、ここは大きなデメリットになり得ますね。
変な癖がついてしまう可能性あり
独学の場合、自己流でどうしても練習を進めてしまうので、手や指の基礎が出来ていないまま練習をすると、それが癖となってしまうことが多いです。
癖に気付けば直すことも出来ますが、染み付いた曲を直すのは一苦労です。
ピアノ再開した時に、私も自己流で弾いてしまって手首の動かし方に変な癖がついてしまいました。今頑張って治していますが、なかなか直すことができず苦戦中です・・・。
メンタルケアが難しい
これは端的にいうと「挫折した時に支えてくれたりアドバイスをくれる先生がいないと挫折する可能性が高い」ということですね。
上手く弾けない場合や、どのように弾けば良いか分からず自己嫌悪に陥りピアノを辞めてしまう、ということはよくあります。
そういった場合に、テクニック面を教えてくれる頼れる存在=先生がいるだけで、精神的な負担が変わりますよね。
独学の場合は挫折を経験することも多くありますので、この辺りは大きな覚悟がないと続けていくのは難しいかもしれません。
教室のメリット
では次は音楽教室・ピアノ教室に通うメリットについてみていきましょう!
独学のデメリットを補えるメリットがありますね。
- 上達のスピードが速い
- 基礎からしっかり教えてくれる
- 質問ができる
上達のスピードが速い
先生はピアノのプロです!
どうすれば「ピアノを効率よく練習し、上達できるか」という方法をよくご存知なのです。
独学で試行錯誤しながらやっているのと、先生からの指導を受け的確に練習をこなしていくのとでは上達のスピードはかなり差が出てきます。
基礎からしっかり教えてくれる
教室では、指の動かし方や指番号など、基礎から習うことができます。
子供がピアノを習う際にも、「導入期は非常に大切」と言われていますがそれは基礎をしっかりと身につけることが、先々のピアノの技術習得や演奏に大きく影響するからなのです。
「今後も長く続けたい!」と思っている方が多いかと思いますので、基礎をしっかり学び土台づくりをしていくことは非常に大切なことです。
質問ができる
初心者でも経験者でも、必ずピアノの練習をしていると壁にぶち当たります!
弾き方が分からなかったり、リズムが分からなかったり、どのように表現すればいいか?など・・・。
独学の場合は自分で考える必要がありますが、教室に通っている場合は先生に質問をしたり相談することができますよね。
ここは独学にはない大きな強みです!
教室のデメリット
では続いて、教室のデメリットも見ていきましょう!
- お金がかかる
- 時間が制限される
- 自分に合った先生を見つける必要がある
お金がかかる
教室に通う上で必ず必要になってくるのが、月々のレッスン料ですね。
教室によっては1年に1回発表会があるところもありますが、参加する場合は衣装代なども必要になってきます。
教室によって値段は様々ですが、大体¥5,000〜の月謝になります。
大手音楽教室のレッスン料を例として見てみましょう!
大人の初心者▶︎月3回、30分の個人レッスン ¥11,000〜
結構なお値段です・・・。
年間で考えるとピアノのレッスン料で、¥132,000掛かることになります。
時間が制限される
教室に通う場合は、教室に通うまでの時間がかかりますし、家に帰ってくるまでの時間ももちろん必要になりますよね。
大人の方で時間に余裕がある方はこの点に関しては特に問題ないかと思いますが、仕事をしていたり家庭がある方だと難しいこともあるかと思います。
毎週決まった時間にレッスンに行かなければいけないので、急な家族の用事などが入るといけなくなってしまう場合もあります。
自分に合った先生を見つける必要がある
教室といっても大手の音楽教室から小さな個人教室まで、たくさんありますよね。
家から近いから!という理由で近くの教室に通ってみると、
先生と気が合わないから毎週苦痛だなぁ・・・。
実際にこういったこともあるようです。
先生も一人の人間ですので、もちろんお互いの相性はあります。
自分が思い描く先生の理想像とかけ離れていることもやはりあるでしょう。
相性が合わない先生と練習をしていくと、ピアノそのものが苦痛に感じてしまうこともあるかと思います。
そういった場合にまた一から探す必要が出てくるのです。
独学でコツコツ・・・が向いている人
それでは、上で挙げたメリット・デメリットを踏まえた上でどういう方が独学に向いているのか?
ズバリ結論から言うと「ピアノを過去に習ったことがあり、楽譜を最低限読むことができる人」です。
ピアノはまず楽譜を見て演奏することが基本ですよね。
既にある程度の基礎が出来ていて、ちゃんと練習の目標やルーティーンを作れる方はまずは独学でスタートしてみましょう!
このような人におすすめです!
独学で始めてみて、自分には独学は無理かもしれない・・・と思った場合は教室に通うことも検討してみてください!
教室でレッスン!が向いている人
音楽教室やピアノ教室でしっかりレッスンが向いている方は、「ブランクがかなりあって楽譜の読み方を忘れている」、「今弾いている曲をもっと綺麗に弾けるようにしたい」という表現の幅を広げたい場合や技術向上の目指す場合などです。
初心者の方もしっかり基礎を覚えたい場合は教室の方がいいでしょう。
教室によって練習方法や宿題の有無等、細かな部分は変わってくるかと思いますがしっかり練習時間が確保できるのであれば、よりおすすめです!
プロが教えてくれると自分の演奏が格段に上手くなることももちろんありますよ♪
大手の音楽教室の大人レッスンに通うか、個人の先生に習いに行くかは、料金や通いやすさ、そして発表会の有無なども確認して、体験レッスンに行ってみるのも良いですね♪
個人レッスンではなくグループレッスンの教室も今はあるようなので、趣味仲間を作りたい方は絶好のチャンスです!
逆に、人前で弾くのは苦手・・・という経験者の方は一旦独学で始めた方が良いでしょう。
まとめ
独学も教室もどちらにもメリット・デメリットがあります。
どちらが良いか?というのは、人それぞれ違うので言い切ることはできません。
どちらにするか悩んでいる場合は自分がピアノを再開する際に何を一番重要と考えるかを考えてみてはいかがでしょうか?
ご自分の今の環境や、状況、そして正直な自分の気持ちを大事にしながら色々と検討してみてくださいね。
無理のない範囲で、自分に合ったスタイルで趣味ピアノを楽しんでいきましょう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!