【体験談】犬はピアノの音を嫌がる?本当は好きなの?

皆さんのご家庭にはわんちゃんがいますか?

我が家にはイタリアングレーハウンドが2匹いて、元気いっぱいでかわいい存在です♪

独身時代には実家でトイプードルと一緒に暮らし、ピアノを毎日弾く環境で犬たちと長年過ごしてきました。

この記事では、犬がピアノの音をどう感じているのか犬にとってどんな音が不快なのか、そしてピアノの音色が愛犬に与える影響について、実際の体験をもとに詳しくお伝えします。

これからピアノを始める方や、愛犬との暮らしでピアノの音に不安を感じている方にとって、参考になれば幸いです♪

この記事を書いている人

アガサ
このブログの運営者及び管理人


3歳からピアノを始め、クラシック音楽歴は30年以上。結婚・出産を経て育児の合間にピアノを再開し、念願のグランドピアノも迎えました。
現在はピアノ教室向けのグラフィックデザイナーとして、全国の先生方をサポートしています。
ピアノとクラシックをこよなく愛する主婦が、音楽やピアノにまつわる情報を気ままに発信中です♪

この記事はこんな方にオススメ!
  • 犬を飼っている or 飼いたいけど、ピアノの音を嫌がらないか心配な方
  • ピアノの音が犬にとってストレスになるって本当?と疑問を持っている方
  • アコースティックピアノを買いたいけど、愛犬の反応が気になっている方
  • わんちゃんとピアノの共存生活のリアルな体験談が知りたい方
目次

犬が不快で嫌いな音とは?

まずは、犬にとって「不快な音」とはどんな音なのかを見ていきましょう。

  • 雷や花火など爆発音
  • 掃除機や工事の音など人工的な音
  • ヘビーメタルやハードロックなど重低音が激しい音楽

みなさんの愛犬は、こうした音に対して吠えたり怯えたりすることはありませんか?

我が家の犬たちは雷にはほとんど反応しない珍しいタイプですが、工事の音だけは大の苦手。

散歩で工事現場の近くを通ると震えてしまうほど嫌がります。

実際、家の周りで工事が続いていた時期は、散歩に行くのも怖がって大変でした。

犬にとっては、正体が分からず突然鳴る大きな音や予測できない音が特にストレスになるようです。

人間には気にならない音でも、聴覚が敏感な犬にとっては不快に感じることがあるのだと覚えておきましょう。

ピアノの音は犬にとって不快?

それでは本題に入ります。

犬が苦手な音がわかったところで、逆に「犬が好きな音ってどんな音だろう?」と気になりますよね。

実は、犬が好む音には以下のようなものがあります。

  • ピアノやオルゴールなどの音色
  • ご飯を準備する音
  • リードの音

ご飯の音やリードの音は、犬にとって「嬉しいことが起きる合図」として記憶されているため、自然と好まれるのです。

かわいいですよね!

そして、実はピアノやオルゴールのような音楽も、犬にリラックス効果をもたらすことがわかっています。

さらに、犬にも音楽の好みがあることが研究でわかってきました。

たとえば、ヘビーメタルのような激しい音楽をずっと聴かせると、犬は不安になって吠え始めることがある一方で、クラシック音楽を聴いている犬は吠える回数が減り、落ち着いて横になってリラックスしたという報告もあります。

つまり、クラシック系の音楽は、人間だけでなく犬にとっても心地よい音楽といえるのです。

我が家の愛犬たちは、子犬の頃からピアノの音色に親しんで育ったため、ピアノの音を怖がるどころか、むしろピアノを弾くと膝に乗ってきて、そのまま寝てしまうこともあります。

実家にいたトイプードルも同様で、ピアノを弾き始めるとソファで気持ちよさそうに寝ていました。

これらの経験から、私は犬にとってピアノの音は心地よくリラックスできるものだと考えています。

ですが、もしかすると例外もあるのでは?と最近思うようになりました。

この点については、次の項目で詳しく説明します。

重低音の激しい曲だと不快?

ゆったりとした静かなピアノ曲を弾くと、我が家の愛犬たちは嬉しそうにウトウト眠り始めます。

しかし、ショパンの「革命」や「スケルツォ第2番」など、大きい音が連続する激しめの曲を弾くと、時々顔を膝にうずめて「ちょっと音が大きいなあ」とアピールしてくることがあります(笑)。

深い眠りについている時は、どれだけ激しく弾いてもまったく反応しません。

でも眠りが浅い時に激しい曲を弾き出すと、「ママ、ちょっとうるさいよ」と見上げてくる感じです。

それでも弾き続けていると、いつの間にか大音量の中で熟睡していることも多いんですよね(笑)。

犬の性質や性格によっても違うと思いますが、以下のような音は少し違和感を感じているのかもしれません。

  • ff(フォルテシモ)などの非常に大きな音量
  • テンポが速く、激しい和音が続く曲

ただし、愛犬たちはピアノの音を怖がったり避けたりすることもなく、ストレスを感じて吠えたりする様子も見られません。

つまり、ピアノの音そのものを嫌っているわけではないと考えられます。

総じて言えば、眠る前は静かな曲を弾いてあげる方が愛犬も喜びますが、ピアノの音自体はちゃんと好きなんだろうなと私は感じています(笑)。

犬はピアノの音色が好き!

以上のことから、犬はピアノの音は不快ではなくむしろ好き!と言う結論になりました。(私見です。笑)

そもそも、我が家の愛犬がピアノの音を怖がらない1番の大きな理由としては、恐らく「子犬の時から聞いていて音に慣れているから」ではないかと思っています。

実家にいたトイプードルも現在の愛犬もそうですが、もし不快に感じたら犬は顕著に行動に出るはずです。

2匹とも、そのような行動が見られず、むしろ嬉しそうに練習している私の膝の上で寝たりリラックスしたりしていると言うことは少なくとも不快ではないですよね♪

ただ、その犬本来の気質や性格と言ったことは必ず関係すると思っています。

ピアノに全く慣れていない犬に、大音量のピアノの音色を近くで聴かせるととてもびっくりするはずです。

驚いたことでそれを「不快」と感じてしまい、ピアノの音色が苦手になってしまう子ももちろんいると思います。

なので、その犬の気質や性格を踏まえた上で検討する、ということが1番大事です!

実際の映像:ピアノと愛犬のほっこり共存シーン

百聞は一見にしかず、ということで(笑)

実際に私がピアノを練習しているとき、愛犬が膝の上で気持ちよさそうに眠っている様子をYouTubeにアップしています。

「本当にリラックスしてるんだな」と感じてもらえると思うので、ぜひ見てみてください♪

※以下の動画はすべて私が個人で制作したものです。

アラサー主婦の趣味ピアノ moin moin piano

まとめ

犬にとって不快に感じる音がある一方で、ピアノの音は必ずしもその対象ではなく、むしろ穏やかな音色は安心感やリラックスをもたらすこともあることがお分かりいただけたでしょうか。

我が家の愛犬たちのように、ピアノに慣れ親しんで育った犬は、音を怖がるどころか心地よく受け入れている様子も見られます。

とはいえ、犬の感じ方は性格や経験によって異なるため、無理に慣れさせるのではなく、様子を見ながら少しずつ音に触れさせることが大切です!

愛犬の個性を尊重しながら、ピアノとの心地よい共存を目指していけたら素敵ですね♪

最後までご覧いただきありがとうございました。

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