モインモイン!皆さん、こんにちは♪
ピアノ大好き主婦、管理人のアガサです!
クラシック初心者さんへ向けた記事として、前回は以下の記事を挙げました!
今回は、「ピアノ四重奏曲」についてご紹介します。
みなさんピアノ四重奏曲というものをご存知でしょうか?
室内楽曲の形態の一つで、基本的にはピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの4つの楽器で編成された曲のことです。
四重奏のことをカルテットとも呼びますよ♪
演奏を聴く機会は少ないピアノ四重奏ですが、ピアノを始め各楽器の異なる音色が調和していきひとつの曲になることの楽しさや面白さを感じる事ができる素晴らしい室内楽です。
クラシック好きにはたまりません!(笑)
今回はクラシック初心者の方や、まだピアノ四重奏曲を聴いた事がない!という方におすすめしたい曲を以下の作曲家別にご紹介していきます♪
- フォーレ
- ブラームス
- シューマン
フォーレ
フォーレはフランスの作曲家でありピアニストです。
同じくフランスの有名作曲家でピアニストのサン=サーンスがフォーレの師であったことでも有名です。
フォーレの音楽は、おしゃれで柔らかで軽やか、そして何より美しいフランスの音楽をありのまま感じる事ができます。
ピアノ四重奏曲第1番
(上の動画は再生を押すと30:14の演奏部分から見られます)
ピアノ四重奏の名曲といえば、この曲!
フォーレが初期に書いた作品で、全体的に優雅で美しいメロディーが続いていくので非常に心地いいです。
現代に生きる私たちが、更にはクラシックを聞いた事がない方が聞いても、全く退屈する事ないキャッチーで魅力的な音楽です。
4楽章構成となっており演奏時間は約30分です。
それぞれの楽章で全く雰囲気が違っていて、とても楽しめる作品なのでぜひ聴いてみてくださいね。
ブラームス
作曲家であり、ピアニストでもあるブラームスはみなさんご存知かと思います。
ドイツの“三大B”の1人ですね♪
ドイツを代表する天才作曲家の、J.S.バッハ(Bach)、ベートーヴェン(Beethoven)、そしてブラームス(Brahms)を並べ三大Bと呼びます。
ブラームスのピアノ四重奏曲は1番、2番、3番全て素晴らしいのですが特におすすめで聴きやすい2曲をご紹介します!
ピアノ四重奏曲第1番
とにかくかっこいい!に尽きる曲です!
情熱的で、どちらかというと全体的に男性的でかっこいい曲です。
4楽章のうち3楽章では行進曲風な音色を聴く事ができ、4楽章は非常に迫力と勢いがあります。
各楽器のハーモニーもとっても美しいです。
ラストの駆け抜けていく疾走感と爽快感は病みつきになりますよ。
ピアノ四重奏曲第3番
4楽章構成ですが曲の1番の魅力は、個人的には第2楽章のスケルツォだと思います!
非常にエネルギッシュでかっこいい旋律がとても痺れます!
革新的なメロディーで全ての楽器が絡み合い、独創的な雰囲気を醸し出しています。
ブラームスが生み出したハーモニーはやはり天才としか言いようがありません。
シューマン
シューマンはドイツのロマン派を代表する有名な作曲家です。
私生活で病気のため塞ぎ込んでいたシューマンは、先ほど紹介したブラームスと出会い生涯よき友人であり師弟の関係を続けていたそうです。
非常に壮絶な人生を送っていた印象があるシューマンですが、繊細で感情に訴えかけてくるような美しい音色はシューマンにしか作り出せなかったであろう作品ばかりです。
ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品47
シューマンの室内楽の年と言われた時期に生まれたこの曲。
初演でピアノ演奏したのは、シューマンの奥様のクララだったそうです。(なんてロマンチック!)
終止、甘く美しい音色が響き渡ります。
ピアノの軽やかな旋律とヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの絡みが絶妙で素晴らしいです。
4楽章のメロディーとハーモニー全てが素晴らしいとしか言いようがなく、アガサの大好きな曲です。
クラシック初心者の方でも惹きつけられるような心地よいメロディーが、シューマンの世界に誘ってくれますよ♪
まとめ
いかがでしたか^^?
今回は少しマニアックに、ピアノ四重奏曲をご紹介してみました。
ピアノ四重奏曲はピアノ協奏曲ほど派手ではありませんが、そこには室内楽の良さがたくさん詰め込まれています。
各楽器が奏でる美しいメロディーが一つになった時、素晴らしい音楽が生まれます。
この他にもモーツァルトやベートーヴェンなど・・・有名作曲家のピアノ四重奏曲もたくさんありますので、ご興味ぜひそちらも聴いてみてくださいね♪
最後までご覧いただきありがとうございました!