【輸入ピアノ】グランドピアノ購入から1年!後悔してる?正直な感想

アガサ
アガサ

モインモイン!皆さん、こんにちは♪

ピアノ大好き主婦の管理人、アガサです!

我が家にホフマンのグランドピアノが来て、もうすぐ1年になります。

先日ようやく2回目の調律を終えました♪

アガサのグランドピアノ購入経緯はコチラ
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国産ピアノと違い、日本の環境下で置くには少し管理が大変だと言われている輸入ピアノ。

購入から今までのピアノの様子を振り返り、それを踏まえて「ぶっちゃけ購入して良かったのか・・・」等、記録していこうと思います。

目次

グランドピアノの不調と懸念点

我が家にあるグランドピアノは、W.HOFFMANN(ホフマン)というブランドです。

W.HOFFMANN(ホフマン)ピアノについてはコチラ
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輸入ピアノに限らず国産ピアノでも同じですが、ピアノは新しい環境に慣れるまで約2、3年掛かかると言われています。

部屋の湿度や気温などでも音がかなり変わってきますが、しばらくは音が安定しな買ったりどこかの音に不調が出てしまったりすることがあります。

購入後から2回目の調律を終えるまでに、何点か気になる点があったのでご紹介します。

残音が残る事象が発生した

実は、数ヶ月前から決まった3つの音の残音が発生しました。

上の画像の通り「ド・ド♯・レ」の音です。

ノンペダルでスタッカートで鍵盤を押しても、ボーン・・・と音が残る状態。

動画で、残音の状態を実際にご覧になられたい方はアガサのインスタをチェックしてください♪

BeforとAfterを載せています。

曲の練習をしていてもよく使う場所なのでかなり気になってしまい、早めに調律に来てもらうようにお願いしました。

しかし、家族全員でコロナになってしまったり身内の不幸があったりと、バタバタしてしまっていたので伸び伸びになってしまい・・・結局、調律できないまま娘のコンクールを迎えることになってしまいました。

アガサ
アガサ

もはや残音が残るのが、普通になってきていました(泣)

娘も気になってなかなか練習に集中できていなかったようで、申し訳なかったです・・・。

調律で治るものなのかな・・・と心配していましたが、すぐに治してくれました!

原因は、やはりダンパー部分だったみたいです。

弦を抑えるダンパーがしっかりと弦を抑えられていなかったことが原因で残音が残っていたとのことです。

アガサ
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アップライトのピアノではあまり起こらなかった事象でした。

今後も再発して続くようであれば、何か対策できることがないか伺ってみようと思います♪

一般的にもよくあることだそうで、特別な修理も全く必要なくすぐに治せるそうです。

初期不良ということでもないようです。

音の狂いが気になる

これは仕方がないことなのですが、前回調律をしてから割と早い段階ですぐに音の狂いが気になっていました。

特に、高音部の狂いが激しいように感じました。

アガサ
アガサ

弾いているとこちらも気になるのですが、許容範囲内でした!

W.HOFFMANN(ホフマン)特有の高音部のキラキラ感も、気付けば無くなってしまっていました。

調律師さんに伺ったところ、やはりどうしても時間の経過とともにキラキラ感は失われてしまうとのことでした。

しかし調律をすればキラキラ感はすぐに戻るそうで、実際に調律後はキラキラな音に戻っていました!

音が狂うのはピアノの構造上仕方がありませんので、あまりにも気になるようだったら早めに調律をしてもらうことをオススメします!

エアコン下のピアノの影響

購入時から気にしていたことなのですが・・・実は我が家のグランドピアノはエアコンの下に設置しています。

よくネットで「エアコンの下にピアノを置くのは良くない!」と目にしますよね。

  • ピアノがいたみやすくなる
  • 結露で水滴が落ちる可能性がある
  • 音が狂いやすくなる

といった理由からのようです。

他に置き場所がなかったため、グランドピアノ購入時に相談をしたのですが「エアコンの真下でなければ問題はない」と言われたので、設置してもらいました。

しかし、搬入後の初回の調律時に

調律師Aさん
調律師Aさん

ピアノの内部に風が少し当たっているので、サーキュレーターか何かで風を飛ばしてください。輸入ピアノは繊細なので調律にも影響しますし、今後もそのように管理をした方がいいです。

と、言われたんですね。

夏だったので、エアコンを消すことは出来ず・・・。

「これ風当たってるのかな?」と思うくらいの微風が当たっている程度ではあったのですが、小さな扇風機(これしかなかった(涙))でエアコンの吹き出し口に風を当ててみたり試行錯誤しました。

そして、なかなか風を飛ばすことが出来ず、時間がただただ過ぎていく(笑)

「後日サーキュレータを買います」とお伝えして、これ以上どうしようもないのでとりあえず調律をしてもらいました。

アガサ
アガサ

購入時に、設置場所の写真や間取り図も見せてエアコンについて問題ないと言われたのに、こんな微風が当たるだけでもだめなのか・・・。

と、少し戸惑ってしまったのがアガサの本音です・・・。

グランドピアノの内部に直接、強風を長い間当て続けるのはなんとなくダメな気もしますが、常に風向はずらしていますし風量も弱にしています。

やはり輸入ピアノはシビアなんだな・・・と思った出来事でした。

そして、先日の2回目の調律では前回とは違う調律師さんが来てくださったので、この件について伺ってみました。

輸入ピアノを主に調律していらっしゃるベテラン調律師さんで、コンサートの調律もされている方です。

調律師Bさん
調律師Bさん

誤解を与える言い方をしてしまったようですね。風は全く問題ないです。

重要なのは、温度の変化です!

私も夫も「えー!?」と思わず叫びました。

要するに「風を全く受けないようにするのは、どのピアノも無理な話なのでそこまで神経質になる必要はない」とのこと。

危険なのは、急激に温度を変えてしまうこと!

冷え切った室内を暖房で急激に温めたり、その逆も然り。

今の状態は、風が多少あっても全く問題ないのでサーキュレータは必要ないです。

とのお話でした。

アガサ
アガサ

言ってることが、全然違うやないかーい!

と、内心ツッコミました。(笑)

我が家の室内の温度は、愛犬がいるので常に温度を一定に保っており、急激に変化することはないのでひとまず安心しました。

とはいえ、1人目の調律師さんがおっしゃっていた事ももちろん一理あると思うので変わらずエアコンの風量や風向きには引き続き気をつけていこうと思います。

湿度と温度を管理していれば、風に関してはそこまで気にしなくても良いそうです。

調律師さんのこれまでの経験や知識によってもお話が違うようなので、気になる方はご自身の調律師さんや楽器店に相談してみてくださいね♪

グランドピアノ購入してこれまでの良かった点

では、続いてはグランドピアノを購入して1年経ち、改めて良かったなぁと感じる部分です。

これから何年も何十年も使っていくことで、もっとたくさんの良さを感じられるかと思いますが、現時点での振り返りということで記録します♪

やっぱり音が良い!

圧倒的に音が良く響きも豊かで、弾いているこちらの心を満たしてくれます。

グランドピアノはピアノ全体が共鳴体となるので、低音から高音まで豊かで壮大な響きを感じることが出来ます。

アップライトは、裏側に音が抜けていくのでやはり音の広がりが全く違うんですね。

響板からの音を直接聞きながら演奏ができるので、繊細な表現も、自分の耳で確かめながら演奏ができるようになり、音に対する探究心が倍増しました!

「このタッチだと、どういう音になるかな?」と試したりするのも、今まで使用していたアップライトではなかなか出来なかったことなので非常に楽しいんですよね♪

創造力や意欲が、どんどん増していき私も娘も練習が非常に楽しくなりました。

毎日ピアノの練習後には、

アガサ
アガサ

今日も綺麗な音色をありがとう〜!

と、声をかけながら鍵盤を拭いています。(笑)

どんどん愛着が湧いてきて、音色の変化にも過敏になりました。

「今日はご機嫌斜めで音があんまり響かないな・・・」とか「めちゃくちゃ今日は鳴ってるな〜♪」とか。

微妙なピアノの変化を感じることができるのは、きっとグランドピアノならではなのかな?と思います。

誤魔化す癖が治った

グランドピアノで練習をするようになってから、気づいたことがあります。

アガサ
アガサ

今まで「弾けているつもり」で弾いていただけで、雑な演奏だったんだな・・・

ということです。

グランドピアノは、良くも悪くもタッチ一つで音がかなり変わります。

今までは、なんとなく指を動かして鍵盤を押して音を出すだけで弾けていると勘違いしていました。

速いパッセージも和音も、指が動いてさえいれば弾けていると思っていたんですね。

しかし、その調子でグランドピアノで弾いてみるとびっくりするほど音が汚い・・・!

演奏者のタッチを補強すことなく、純粋にピアノが音を出してくれます。

上手にピアノを弾けると綺麗な音色を出してくますし、残念な演奏であれば顕著にその音が出てしまいます。

なんとなく誤魔化して弾くということが出来なくなったので、徹底的に練習するようになりました。

好きな曲が増えた

グランドピアノを購入してから、今まであまり弾いたことがなかった作曲家の曲にチャレンジすることが増えました。

タッチのコントロールがしやすく表現しやすいので「この曲をこのグランドピアノで弾いたらどうなるんだろう?」というワクワク感が常にあって「あれも弾きたい」「これも弾いてみたい」とどんどん挑戦するようになりました。

ピアノを独学で再開してからグランドピアノ購入するまでは、上述した通りただ弾いているだけでした。

好きな曲調ではなかったり好きな作曲家でないとチャレンジしてこなかったのですが、ジャンルに囚われず色々な曲にチャレンジすることで新たな楽しみも見つけることが出来ました。

豊かな音色で多彩な音色を出せるグランドピアノの力を感じます♪

まとめ

アコースティックピアノなのでもちろんしっかり管理する必要がありますし、定期的な調律も必要ですし、突然不調に悩まされることもあります。

場所は取るし大きな音は鳴るし高いし・・・と、デメリットもやはりあります。

しかし、それを遥かに上回る魅力がグランドピアノには詰まっているので購入したことを後悔をしたことは今まで1度もありません。

圧倒的に、以前より幸福感が増えました。

ピアノと真摯に向き合う大切さや、様々な楽曲と出会い探求することの楽しさを知ることができて、本当に良かったと思っています♪

また、定期的にこのように記録していこうと思います!

ありがとうございました^^

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