家では弾けるのに本番で弾けない理由と対策!大人ピアノのリアルな悩み

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家ではしっかり弾けていたはずなのに、本番になると急にミスしてしまったり、頭が真っ白になってしまったり…。

そんな経験はありませんか?

「どうしてあんなに練習したのに弾けなかったんだろう?」と、不思議に思ったことがある方も多いのではないでしょうか。

実はこれ、ピアノを弾く人なら誰もが一度は経験する、とてもよくあることなんです!

今回は私の体験談を踏まえた原因や、それに対する対応策(効果あり!)なども合わせてご紹介します♪

この記事を書いている人

アガサ
このブログの運営者及び管理人


3歳からピアノを始め、クラシック音楽歴は30年以上。結婚・出産を経て育児の合間にピアノを再開し、念願のグランドピアノも迎えました。
現在はピアノ教室向けのグラフィックデザイナーとして、全国の先生方をサポートしています。
ピアノとクラシックをこよなく愛する主婦が、音楽やピアノにまつわる情報を気ままに発信中です♪

この記事はこんな方にオススメ!
  • 家では弾けるのに、本番になるとミスしてしまう方
  • 発表会や人前での演奏に苦手意識や緊張を感じている方
  • 本番でも落ち着いて、自分らしい演奏をしたいと思っている方
目次

家では弾けるのに…本番で崩れてしまう4つの理由

本番でうまく弾けないのは、決して気合いや根性の問題ではありません!

実は、身体や環境、そして脳の働きなど、さまざまな要因が関係しています。

それぞれの理由を知ることで、「なぜうまくいかなかったのか」が見えてきて、次への対策もしやすくなります。

まずは、その主な原因から見ていきましょう♪

理由①:緊張による身体の変化

まず大きな理由のひとつが、緊張による身体の変化です。

本番になると、無意識のうちに心拍数が上がり、呼吸も浅くなりがちです。

すると体に余計な力が入り、普段はスムーズに動いていた指が思うように動かなくなってしまいます。

これは意志の問題ではなく、体の自然な反応によるものです。

つまり「本番で弾けない」のは技術不足というよりも、まずはこうした身体の変化が大きく影響していると考えられます。

理由②:環境の違い

次に考えられるのが、環境の違いです。

家で弾いているピアノと本番のピアノでは、タッチや鍵盤の重さ、音の響き方が大きく異なります。

また、椅子の高さや距離感、ホールの空間なども影響し、いつも通りの感覚で弾くことが難しくなります。

私自身もさまざまなホールでピアノに触れてきましたが、まさに多種多様。

個人的に弾きやすいと思うものもあれば、弾きにくいと思うものも。

つまり、家での練習と本番はまったく別の環境なのです。

理由③:脳の働き

さらに、脳の働きも大きく関係しています。

暗譜で演奏する場合、実は「その場所や状況とセットで記憶している」ことが多く、これを“条件依存”といいます。

普段練習している環境から離れると、同じように弾こうとしても記憶がスムーズに引き出せなくなることがあります。(私はこの条件依存が強いタイプだと自覚しています;;)

また、「ここで間違えたらどうしよう」と意識しすぎると、本来は無意識でできていた動きに余計な意識が入り、かえって演奏が崩れてしまうこともあります。

理由④:完璧主義

そして最後の理由は、完璧に弾こうとする気持ちです。

「ミスしてはいけない」と思えば思うほど意識は“音楽”ではなく“ミスをしないこと”に向いてしまい、結果的に体も動きにくくなってしまいます。

本来は自然に流れていた音楽がぎこちなくなり、それがさらに緊張を強めてしまう…という悪循環に陥ることも少なくありません。

これは大人の方だけではなく、子供さんにも言えることで誰しもが起こりうることです。

本番で実力を発揮するための対策

では、こうした原因に対してどのように対策すればよいのでしょうか。

対策を見ていきましょう!

対策①:本番を想定した練習

まず大切なのは、本番を想定した練習を取り入れることです。

普段の練習ではつい止まりながら弾いてしまいがちですが、本番では途中で止まることはできません。

一発で通して弾く練習や、ミスしても止まらずに弾き続ける練習をしておくことで、本番への対応力がぐっと高まります。

また、家族や友人の前で弾くなど、人に聴かれる状況をあえて作ることも、本番慣れにつながります。

我が家では、家の中で本番を想定した“ミニ本番”のような練習を取り入れています!

家族にアナウンスをしてもらい、入場してから椅子の高さを調整し、演奏を始める――といった具合に、本番と同じ流れで通してみるのです。

このように一連の動きをあらかじめ体験しておくことで、本番当日の流れに戸惑うことが減り、気持ちにも余裕が生まれやすくなります。

実際のステージに近い形で練習しておくことは、想像以上に大きな安心感につながりますよ♪

対策②:環境に慣れる

次に、環境に慣れることも大きなポイントです。

できるだけ普段とは違うピアノで弾く機会を作ったり、教室やスタジオなど別の場所で練習してみるのも効果的です。

もし可能であれば、本番前に会場で試し弾きをしておくことで、当日の不安をかなり減らすことができます。

とはいえ、会場をレンタルするとなると費用もかかるため、なかなか難しい場合もありますよね。

そんなときは、ストリートピアノなどを活用して、普段とは違う環境で弾く機会を作ってみるのもおすすめです!

人の出入りや周囲の音がある中で演奏することで、本番に近い緊張感を経験することができ、良いトレーニングになります。

対策③:メンタルコントロール

そして最後に、メンタルのコントロールも欠かせません!

本番前にはゆっくりと深呼吸をして、体の緊張を和らげることを意識してみてください。

弾き始めも少しゆっくりめを心がけるだけで、落ち着いて演奏に入ることができます。

また、「ミスしてはいけない」と思いすぎず、「多少のミスは大丈夫」と気持ちに余裕を持つことも大切です。

完璧を目指すよりも、“音楽を楽しむこと”に意識を向けることで、自然と本来の力が発揮しやすくなります。

緊張しやすかった私が変われた理由

私自身も、もともとはかなり緊張しやすいタイプでした。

本番になると頭が真っ白になってしまったり、「失敗したらどうしよう」と不安ばかりが先に立ってしまったり…。

思うように弾けず悔しい思いをしたこともあります。

ですが、あるときから「間違えても別に死ぬわけじゃないし大丈夫!」と思えるようになってから、気持ちがぐっと楽になりました。

極論ではあるのですが(笑)、要は物事を狭い範囲で考えずに、少し視点を広げて捉えてみるということです。

たとえば、本番で少しミスをしてしまったとしても、それで人生が大きく変わるわけではありませんし、聴いている人も意外と細かいミスまでは気にしていないものです。

それよりも、「楽しそうに演奏しているな」「気持ちが伝わってくるな」といった印象の方が、ずっと心に残ることも多いのではないでしょうか。

そう考えるだけでも、必要以上に自分を追い込まず、少し肩の力を抜いてステージに立てるようになります。

それと同時に、うまく弾けている場面や理想の動きをあらかじめイメージしたり、「大丈夫」「きっとうまくいく」といった前向きな言葉を自分にかけることも意識するようにしています。

また、不安や緊張を感じたときも、その感情に飲み込まれるのではなく、「今ちょっと緊張してるな」と客観的に見つめることで、冷静さを取り戻しやすくなりました。

そのおかげか、現在は毎年子どもの発表会で親子連弾としてステージに立っていますが、以前ほど強い緊張を感じることはなくなりました。

むしろ今では、「演奏を聴いてもらえる環境ってありがたいな」「嬉しいな、楽しいな」と思えるようになっています。

(もちろん、コンクールのように評価される場では、どうしても緊張してしまうこともあると思いますが…)

ソロではないという安心感もあるかもしれませんが、それ以上に「とにかく楽しもう」と思えるようになったことが、大きな変化だったと感じています。

その舞台は、一生に一度きり。

そう思うと、「完璧に弾くこと」よりも「その瞬間を楽しむこと」の方がずっと大切に思えるようになりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

家では弾けていたのに本番でうまくいかない――そんな経験は、決して特別なことではなく、多くの人が通る道です。

緊張による身体の変化や環境の違い、そして脳の働きや気持ちの持ち方など、さまざまな要因が重なって起こるものですが、原因を知り、少しずつ対策をしていくことで、本番での演奏は確実に変わっていきます。

そして何より大切なのは、「完璧に弾くこと」だけにとらわれず、その瞬間の音楽を楽しむ気持ちを持つことです!

本番のステージは、一度きりの大切な時間。

ぜひその時間を味わいながら、自分らしい演奏を大切にしてみてくださいね♪

最後までお読みいただき、ありがとうございました^^

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